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まずは金谷港から金谷城と明鐘岬を見る。本日、天気晴朗なれども波高いのう。船は揺れぬのか?(注:この程度の波ではほとんど揺れません) |
これが今回乗り込む大安宅船、「かなや丸」。名前からして里見の船であるらしい。鉄馬100頭、兵員580名を積載、3,580tの優秀な船でござる。ほかに「しらはま丸」「くりはま丸」が就航しておるそうじゃ。鉄馬一頭とワシで3,880円じゃ。 |
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いざ、乗船!目指すは宿敵・北条の港じゃ。はて、しかし、里見水軍に安宅船などあったかのう?(注:多分ありません) |
出撃じゃ。無事に還ってこれるかのう?どんどん遠くなる金谷の港と明鐘岬。金谷城で在番の衆、しっかり留守番たのむぞ! |
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あれが目指す三浦半島じゃ。浦賀城、三崎城の水軍の応戦を受けるやも知れぬ。ゆめ油断するまいぞ。 |
こちらは造海城方面、ここも我が里見水軍の重要拠点じゃ。安房岡本城と並んで、里見全盛の頃の主力水軍基地じゃな。しかし藪ばかりじゃが・・・。 |
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こちらは妙本寺方面、明鐘岬より南はもう安房の国じゃ。妙本寺付近は北条の奴腹が何度も上陸しておる。石橋山合戦で敗れた頼朝公が逃れてきた龍島や、ちょいと霞んではおるが大房崎も見えるぞ。 |
左は富津岬、右は北条の奴腹が陣を布いた三船台じゃ。あの時は起死回生の一撃で北条を撃退してやったわい。 |
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どんどん遠くなる鋸山。房総の山々はいつ見ても美しいのう。海の上から見るのもまた格別じゃ。この美しい山河を守るのもワシらの使命じゃ。 |
少々かすんではおるが姉崎湊方面じゃ。椎津城もかつては北条に占領されたこともあったのじゃが、今では我らが手に取り戻したわい。 |
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こちらは怨敵・北条の領土である三浦半島。見る見る近づいてくる。さて、北条をどう料理してくれようか。ワシも武者震いがするわい。 |
おおっ、敵の舟か?と思いきや、「しらはま丸」であった。友軍の正木水軍か? |
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大安宅船の最上甲板じゃ。少々風は強いが心地好いぞ。前方の櫓では舵取りをやっておる。ここにはワシも入れん。 |
これは兵員がくつろぐ区画じゃ。大きな窓があって、180度のパノラマで敵を監視できるのじゃ。なかなか居心地のいい部屋じゃが、今日はあまり兵員がおらぬのう・・・。 |
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こちらは鉄馬を繋ぐ厩じゃ。ほんとは100頭ほども繋いでおけるのじゃが、今日はワシの鉄馬を含めて10頭しかおらぬ。これで北条に勝てるのか?不安じゃのう。。。 |
久里浜はもうすぐそこ。これは「東京電力久里浜火力発電所」なるモノだそうじゃ。随分大きいのう。東京電力は関八州に電気を売っておる。ワシももちろん買っておる。 |
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久里浜が近づくにつれ、北条の小早舟と見られる連中が群がり始めた。しかし我らが大安宅に恐れをなしたか、通り過ぎていくばかり。 |
「くりはま丸」、今度こそ正真正銘、北条の安宅船じゃ。火矢で応戦しようとしたが、我らには目もくれず金谷に向かった。あとは金谷城の在番衆に撃退してもらうより他はない!しかしあっちは兵の数が多いぞ・・・。 |
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敵前上陸!いよいよ久里浜に入港じゃ。ワシも具足を付けて、鉄馬に乗って上陸のときを待つ。 |
いざ、上陸!このあとワシは北条の城を攻めに走ったのじゃが、放火・略奪・ポイ捨ては軍律違反じゃ。違反する者は斬る! |