天皇誕生日特別参賀の模様(2001年) | |||||||||||||||||||
2001年12月23日、抜けるような青空の下、「天皇誕生日特別参賀」に行って参りました。東京近郊に暮らして15年、実は初めてのことでした。この年は敬宮愛子内親王のご誕生で何かと皇室の話題も多かったので、「一度くらいは参賀に行こう」という殊勝な気持ち半分、「普段見れない西ノ丸を見るゾ〜」という不純な気持ち半分で行って来ました。とくに、「伏見櫓」「富士見櫓」という、現存する二つの江戸城のシンボルを見られる、という意味では、貴重な機会でもあります。皆さんも是非、一度は参賀に行って見ましょう! 色々不安な点もありましたが、いくつか分かったこと、気づいた点などを書いておきます。
詳しくは宮内庁のホームページもご覧下さい。
|
|||||||||||||||||||
ボディチェック、持ち物チェックを受けます。別に婦警さんを撮ったわけではなく、カメラの動作チェックで「一回シャッターを押してください」と言われたので撮ったものです。でもこの婦警さん、美人でした(^^) | 普段でも皇居の顔、となっている二重橋付近。この二重橋を通って中に入ります。それでは、お邪魔しま〜す! | ||||||||||||||||||
西の丸正門からいざ入場。予想通り沢山の人で賑わっていますが、入場者数もコントロールされているので、「押せ押せ」というほどではありません。 | 正門の中から目の前に伏見櫓が見えてきます。でもお巡りさんがいっぱいいて、立ち止まっていると怒られます。 | ||||||||||||||||||
おお、美しい!伏見城からの移築と伝えられる伏見櫓と、十四間櫓。こんな近くで見られるのもこの日ならではですね! | 伏見櫓下の深い堀。堀を撮ろうとして欄干から身を乗り出すと、またまた怒られました(T_T ) | ||||||||||||||||||
江戸城の普段の顔、二重橋(めがね橋)もいつもと違った角度から見ると、また格別の趣があります。 | いよいよ宮殿前へ。ここは「中門」です。 | ||||||||||||||||||
大勢の参賀客で賑わう宮殿前。皇室の方々のお顔も拝見できました。ここに載せるのはちょっと失礼かと思いますので掲載はしません。かわりに「ちょっと恐い方々」を。。。 | これが「宮内庁」なんです。僕も生まれて初めて見ました。 | ||||||||||||||||||
ドドーンと公開、富士見櫓の美しい姿。江戸城の巨大な天守が明暦三(1657)年正月十八日の江戸の大火で焼失してからは、長く江戸城の顔役を務めました。太田道灌が「静勝軒」を建てた跡地であるとのことです。あちこちにある模擬櫓と、形こそ似ていても、ホンモノにはホンモノだけが持つ、「オーラ」が漂っているのですよ!雲ひとつない青空に、白漆喰の櫓が映えてとても美しい! | |||||||||||||||||||
こちらは蓮池堀。堀も立派ですが、屏風折れの高石垣の見事なこと。やはり、日本式城郭の集大成、ですね。唯一残った多門櫓「富士見多門」も見えます。 | 蓮池堀の向こうには、桔橋形式の西桔橋門が見えます。が、こっちには入れませんので望遠で我慢。日本武道館の「玉ねぎ」も見えていますね。 | ||||||||||||||||||
富士見櫓下の虎口。ナニ門というのか名前は不明、どなたかご存知の方、教えてください。 | 普段は宮内庁の関係者しか通れない坂下門。この日はここも通ることが出来ます(出口専用)。 | ||||||||||||||||||
自分はもう一つの普段通れない門、桔梗門(内桜田門)から出ました。これは枡形の内側の渡櫓門。 | こちらは桔梗門の枡形内部から見た外側の高麗門。 | ||||||||||||||||||
桔梗門の高麗門を外側から。 | 桔梗門の全景。これにて参賀は終了。暫く、江戸城の周囲を散策しました。 | ||||||||||||||||||
巽二重櫓。普段でも見られますが、この青空の下、美しさも格別です。 | こちらの大手門も普段から見られますが、あまりに美しかったので掲載。この日は出口専用で、東御苑の方には入れてもらえませんでした。 | ||||||||||||||||||
「お城の写真なんて撮れるのかな?」とちょっと不安でしたが、思ったより警備もうるさくないし、何より、お城の写真ばっかり撮っている「同類?」と思われる人たちも結構沢山いました。でもあくまで「天皇誕生日」の参賀ですからね。皇族方のお出ましの時には、きちんと宮殿前に行きましょうね。 |