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南側から見る葛尾城の雄大な姿。太郎山系の支尾根が突き出た急峻な山で、山麓の居館附近からは386mもの比高差があります。なにやら怪しい雲行きが。。。。 |
南麓の村上山満泉寺は村上氏の菩提寺であったとともに、村上氏が平素暮らした居館でもありました。屋根にもこんなふうに村上氏の家紋が。 |
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尾根筋に出るまでは結構歩いた気がします。やっと尾根、と思ったらご覧のようなシャレにならない天候に。尾根も急だし、この先進むかどうかちょっと考えてしまった。 |
とりあえず「姫城」に行こう、と思って思い切り間違えてしまった尾根。わかりにくいよ~!姫城どころか足元の危険なただの岩山。雪はますます強く・・・。 |
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とりあえずちょっと回復したスキに二郭まで登る。途中には曲輪なのかどうか何とも判然としない削平地らしきものがいくつかあります。向こうに見える主郭とは、浅い堀切で隔てられていたようです。 |
そういうわけで主郭になんとか到着。迷走を含め50分くらいかかりました。石塁があるという話も聞いたことがありましたがそれらしきものは見当たりません。また天候が崩れてきたのであづまやに避難! |
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千曲川沿いに望む上田方面の景色。わずか十五分ほどの間にめまぐるしく変わる天気。晴れてみれば、和合城などの支城群や遠く塩田城なども望むことができます。が、またまた天候が怪しく・・・。見学は早めに切り上げねばなるまい・・・。 |
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こちらは上山田町、更埴市方面。左手に小さく荒砥城が見えています。葛尾城を支えきれずに自落させた義清は越軍の援助によってこの方面から奪還の兵を進めて来ました。 |
葛尾城から望む支城の荒砥城。荒砥城自体もなかなか見ごたえのある面白いお城ですが、いかんせん巨大な葛尾城の前では吹けば飛ぶよな小城に過ぎません。 |
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主郭背後の尾根続きを守る土塁。自然地形の落差に堀切もセットで、背後の守りを固めます。独立山塊の少ないこの辺りの山城によく見られる構造です。 |
主郭背後の堀切。堀切自体の規模が大きいわけではないですが、主郭との落差は結構大きいです。 |
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尾根続きは厳重に堀切が設けられています。これは主郭から四つ目の堀切。うっすらと雪化粧。 |
これは五つ目の大堀切。大小さまざまな堀切が連続しますが、天候が心配なのでこの辺で切り上げました。 |