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那珂川に面した比高20mほどの台地にある那珂西城。佐竹系城館の典型的立地です。この撮影地点あたりに昔、「芹沼」があったんでしょうか? |
台地上にこんもりした林が見えてきます。これは宝憧院で、このお城の主郭です。正面の山門の位置は本来の虎口ではないと思われます。 |
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広い宝憧院境内が主郭とされます。宝憧院は元禄九(1697)年にこの地に移ってきたとのこと。 |
境内から見る土塁。高さ3mほどあり圧巻です。 |
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主郭周囲の空堀はやや埋められたり浅くなっている場所もありますが概ね良好に残ります。 |
主郭南西角には解説板があり、大中臣氏系那珂氏にも触れられています。土塁上には城址碑もあります。 |
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東側の斜面の横堀は浅くはなっていますが横矢折れも見られ、それなりに見所があります。 |
主郭北西端の堀底から見る土塁のコーナー部。櫓台のように高くなっており、かつ堀のコーナー部にやや突き出ています。 |
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主郭北側の空堀はヤブが少なくて歩きやすい。ここから見る土塁の重厚さは圧巻です。 |
主郭西側に開口する本来の虎口と思われる部分。ただしここを虎口とするからには西側の防御が足りません。やはり曲輪がもう1つ2つあったんだろうなあ。 |
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宝憧院裏手の謎の仕切り土塁の残欠?もしかしたらこの曲輪は内部が二分されていたのかもしれないなあ。 |
主郭以外はほとんど畑になっていますが、「兵庫坪」の土塁の残欠が目立ちます。ところでキミ、いつまでワシに着いてくるのか? |
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国道から見るU、V曲輪。わずかに堀の痕跡のような低地も見られます。おいワンちゃん、車が危ないからもう帰りなさい! |
国道から見る兵庫坪の残存土塁。まるで古墳のようです。 |