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天正年間初期の建立とされる表門(巽風門)。大庄屋としての風格を感じさせます。 |
江戸後期の文政年間に再建されたという屋敷(表座敷)。屋敷は公的な政務を司る表座敷と奥向きの居室部に分かれており、居室部は一部二階建てです。 |
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表座敷「家老の間」。藩主・役人の従者控えの間であったという。 |
奥の「上段の間」と手前の「ニの間」。藩主や僧侶等の対面に使用したという格式の高い場所です。 |
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笹川家の所蔵品。武田菱が誇らしく輝いていました。 |
勝手口と仲の間。居室部は表座敷とは打って変わって、いなかの旧家のような質素で落ち着きのある古民家の風情を持っています。 |
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屋敷北西の土塁を内側から。 |
邸内を二分する仕切り土塁と堀。ちょうどここが通路になっているのですが、屈曲する土塁・堀は横矢に見えなくもない。 |
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表座敷前の広いスペースはいかにも「武士の館」という雰囲気を持っています。 |
屋敷をぐるっと取り巻く水堀。幅は広いところで3m弱ほどです。 |
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屋敷の北東には鬼門除けと見られる切り欠きがあります。 |
屋敷周囲の堀と土塁。土塁は高いところでは3mほどの高さがあります。 |
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北西の「裏門」を堀の外から。手前の堀の中には日陰で分かりづらいですが橋脚が残っています。 |
南西側の堀は「横矢」というほどではないにしても、緩やかな屈曲が見られます。 |
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屋敷南西附近の土塁。 |
南側に隣接する諏訪神社。信濃出身の笹川氏との関連が想像されます。 |