村上城の雪化粧(1)

2002年12月、越後の実家に帰省した際に、晴れ間を狙って村上城を訪問しました。冬場はなかなか晴れ間がなく、積雪もあってお城めぐりは無理かな、と思っていましたが、幸いにも12月30日、元日、1月3日と穏やかな晴れ間があり、積雪はあるものの多くの人が訪れることもあって歩くにも難渋せず(滑りやすかったけど)、雪に映える石垣の姿を捉えることができました。

とくに元日は何年ぶりかの雲ひとつ無い青空に恵まれ、積雪と青空に聳える石垣の美しさを堪能してきました。天守台には日の丸が掲揚されていました。ほとんど無風だったので、左写真のように日の丸がはためく瞬間を撮るには随分長い時間待ちました。

 

ここではそんな村上城の冬の姿を陳列してみました。新潟県北の方や近くに来られる方、晴れ間を狙って是非「冬の村上城」を訪れてみて下さい。

なお、南東側山麓の遺構については本庄城の頁で掲載します。

 

撮影日:2002年12月30日、2003年1月1日、2003年1月3日

三面川から眺める臥牛山、通称「お城山」。どうですかこのカッコイイ山は!村上の誇り、シンボルですね!石垣の稜線や曲輪の段差がよく分かります。 南西側の本丸直下附近から見上げる村上城。結構市街地化しているので、近景を撮影できるスポットは限られます。冬枯れのこの季節は、市街地からでも石垣の黒々した稜線がよく見えます。
村上城の登城口、「一文字門」附近の石垣と「国指定史跡 村上城跡」の石碑。 いよいよ一文字門を通ってお城山へ。この写真左手の小公園は近世村上藩の居館・政庁です。登城路は積雪で滑りやすいものの、多くの人が訪れるため長靴であれば楽に登れます。
石垣改修工事が行われた四ツ御門。最初の石垣遺構です。三ノ丸虎口に相当します。 四ツ御門には、よく見ると門の礎石らしいものがあります。
石垣改修工事が終わって自由に出入りできるようになった三ノ丸。城内で最も広い曲輪です。 三ノ丸玉櫓附近の塁線。稜保型城郭を思わせるような直線的な塁線が特徴的です。
おなじく三ノ丸の籾櫓跡。 そこらへんの石垣から飛び降りて籾櫓附近の石垣を見上げる。
籾櫓下には村上市街地に向けてドーンと一直線に落ちてゆく長大な竪堀が。お見事。これは村上城、というより中世本庄城の遺構かと思われます。 四ツ御門まで戻って二ノ丸を目指す。途中の急坂には「登り石垣」のような石垣が見られます。
二の丸虎口に相当する御鐘門。ここの緻密な石垣もとっても良いです。 同じく御鐘門の枡形。
さていよいよ本丸方面へ。この急斜面にせり出してくる出櫓石垣と本丸の高石垣はこのお城の見どころのひとつです。迫力ありますよ。 黒鉄門附近から本丸高石垣を見上げる。
黒鉄門上から高石垣と出櫓を振り返る。 本丸虎口にあたる冠木門。外枡形と内枡形を組み合わせて連続させた堅固な門。
外枡形の正面にある巨石を用いた石垣。登城者に巨石で威圧感を与えようという発想はよく見られますね。 冠木門から本丸、天守台方面を見る。

村上城の雪化粧(2)

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