2003年03月30日(日曜日)

天気 晴れ時々曇り 

好天に恵まれた春の一日、『佐倉城でサクラを見よう』オフを開催しました。

♪佐倉、さくら、サクラ〜♪

 

御参陣のツワモノ

お城めぐりメーリングリスト」より

紀さん、ざびえるさん、澤田さん、御台さん、むくさん、Lilyさん(50音順)
越後ノ丸

◆一般のご参加から

あやのこうじさん、ワタナベさん
余湖さんファミリー(余湖くんのホームページ

撮影・幹事

 越後ノ丸

 

ルート

(12:00)JR佐倉駅集合 → 佐倉城址公園(宴) → 佐倉城内散策(本丸〜三ノ丸、姥ヶ池、出丸、椎木門馬出し等) → 武家屋敷街 → 佐倉駅周辺ファミレス(ご歓談) → 解散(20:30)

 

開花予想では東京都内が3/29であったので、佐倉市内もその頃かと思いまし、行っていると一部の早咲きの桜以外はまだ蕾も固く、残念ながら咲き乱れる桜を堪能することはできませんでしたが、お構いなしに宴とおしゃべり、佐倉城を堪能してきました。「さくらまつり」をやっていたので城内は足の踏み場も無い混雑、と思いきや、開花の遅れのせいか、大勢の客がいるものの比較的場所も自由に取ることができました。
宴は佐倉城址公園内の茶室「三渓亭」裏手に陣取りました。ここはかつて堀であったところを埋めた場所、お城マニアなメンバーに敬意を表して(?)堀底を確保しました。宴は約1.5時間ほど、明るい陽光の下で昼間っから城内で酒食に溺れて参りました。もちろん最後は堀底に降り、土塁に駆け上がり、天守台やら出丸やらをみてあーだこーだと論じ・・・。誰か、ちゃんとサクラ、見てましたか?(^^;)

 

やはり普通の場所じゃちと面白くない。これは堀底を取らねば、と陣取った茶室「三逕亭」裏手。でも埋められているから堀だなんてなかなか気づかんだろな。 場所取りで待ってる間も実は忙しく撮影。南側出丸と水堀。やはり水堀には青空が似合いますな(薄曇ですが)。
あ〜惜しいことに肝心のソメイヨシノがこんな状態。やっぱり千葉県北だと、都心あたりより気温が低いのかな。。。。 そんな中、「三逕亭」附近で誇らしげに花開く白い桜。この真っ白な桜、「ヤマザクラ」の一種であるらしいです。

宴じゃ〜!食べ物もお酒もいっぱいじゃ〜。真っ昼間からお城で酒を呑む、たまにゃこんなのもイイですね。 さて、いよいよ城内一周へ。三ノ丸御殿東端のボランティアガイドの案内所では、天守の模型(デカイ!)やパンフレット(すごくイイ!)があります。パンフはぜひゲットしましょう。
家族連れでにぎわう城内。埋められた堀の回りでも家族連れが何組も宴を催していました。出店もたくさん出ていました。 櫓台から、かつて印旛沼であった高崎川流域を見渡す。ここはとても見晴らしが良いです。
三ノ門北側の未整備の空堀はとても雄大。で結局、堀底を進む怪しげな(?)隊列が。。。散策っちゅうよりも、もはやいつもの『城攻め』に他ならない(^^;) お城マニアは土塁を見たら登らずにいられません。なぜって?そこに土塁があるからさ!

姥ヶ池と三ノ丸の間の曲輪。今回、初めて見ました。二重の土塁に囲まれた方形空間が不思議です。「厩?」「明治時代の軍隊の訓練施設?」いろんな意見が・・・。

本丸一ノ門附近から、雄大な空堀を見下ろす。整備こそされていないものの、このお城の空堀の規模っつったらスゴいんですから。

二段の土塁で築かれた珍しい構造の天守台。「不思議だよね〜」。

ふたつの出丸もしっかり見ました。北西の出丸には「伝・城内移築門」があります。が、だいぶ傷んでますな。。。門扉もないし。。。

締めはお約束の椎木門馬出し(復元)。ちぃとばかりこの植え込みがジャマです。こういう復元自体も賛否両論でしょうが、一般の人にも分かりやすい、ってことは結構評価してもいいと思います。

武家屋敷街を通ってJR佐倉駅へ向かう。ちょっと遅い時間になってしまって、中は見学できませんでした。

この後、武家屋敷街を通り抜けてJR佐倉駅周辺へ移動。今日もまた随分歩きましたな。ここでファミレスでしばしご歓談、終わってみれば20:30、今日も朝から晩までお付き合い、有難うございました。

結局、サクラを見ようといいつつもお城談義と佐倉城めぐりの方に花が咲いて「どこが花見やねん!?」オフになりましたが、やや気温は低いながらも好天に恵まれたこともあり、佐倉城を満喫できたのでは、と思います。

文責:越後ノ丸

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